やはり引き上げていくには2日間と言う日程が必要なのかもと今回感じた私です。
ほとんどが1日レッスンしか確保できなくなってきた近年。
此処に来てこの時期久し振りに2日間レッスンを行って、2日間同じことをしつこく繰り返すことによって、なんとなくポイントに近付いてきた感じの滑りが見受けられるようになってきたという感じだったのです。
しつこく繰り返させて貰った動きは、「雪面を踏み蹴って、雪面利用ができるようにしていくこと」です。
この動きを知らないと、スキー操作は平面的なテールだけを動かす動きになってしまうのです。
その為に、斜面に沿って、からだの縦軸を動かすことが出来ず、上下の動き(日常の上下動)を傾斜無視して行ってしまい、結果、そぐわない動きの繰り返しとなってしまうのです。
「雪面を踏み蹴る動き」
これはスケーティングからこの動きが存在します。
そしてこの動きは結果、平行操作に欠かせない動きとなる訳なのです。
雪面を踏み蹴る
=脚部+腰の動きが連携しなければなりません。
=足元そのものを傾けて、スキーの傾きを維持できなければなりません。
=膝の動き大事になってきます。
=からだのサイド方向へ動く動きを身に付けないとなりません。
なる様々な動きが必要となってきます。
これらの動きは日常ではあまり使わない動きなので、知らないでいると、斜面にそぐわない動きになってしまうのです。
このサイドへ動く動きを知っていると知っていないでは雲泥の差!
スキー操作をテールからお行うのかトップを動かすことが出来るのかという差にも当然繋がります。
平面的に動けるのか、縦方向に動けるのかの差にもなります。
当然知らなければ難しいでしょう。
それまでこういう動きをしている訳ではないのですから。
でも知って、動けるようにしていかなければ、斜面に沿ったスムーズな滑りを得る等いことには繋がりません。
技術で足踏みをしていると感じる人は、サイドへ動く動きと雪面を踏み蹴る動きを学ぶことです。
そんな2日間。
ご参加の方は頭にクエッションマークを増産していました。
「やっているつもり」がその状態を招くとも言い切れます。
スキーヤーは斜面に沿って動きつつスキー操作とからだの動きを同時に行っていかなければならないので、滑っている限り立ち止まる所はないのですから。
でも同じ繰り返しを行うことにより次第にポイントが集約されてきつつあるので繰り返すということはとても大事と言えます。
そんなザックザクの雪の中がんばってくれ、私の目からも初日の滑り初めの頃から滑りが変わったとわかります。
この感じ、間が空いても維持出来て欲しい!
この感じがあれば、斜面に強くなれるのですから。
レッスンに造った凸凹。
人さまにも遊ばれて、左右の凸凹は何時しか階段と化していました・・・。
当然、こうなった凸凹は使いません。
さて、佐藤智子春のスキーレッスン企画を立ち上げました。
4月16日(日)で魚沼大原スキー場は16-17シーズンを終了と言われています・・・GW迄やって貰いたい私なのですが・・・。
そこで、それ以降のスキーを奥只見丸山スキー場で行うようにします。
スキー場のご協力を得られまして、可能になる企画です。
ネイチャーランドの奥只見丸山スキー場で是非スキー上達しましょう!!!
そして、これからシーズンを迎える月山!
佐藤智子の月山スキーキャンプも是非お見逃しなく宜しくお願いします!!!
|
|
|